筋トレと学びを支える要素

これ、めちゃくちゃおもしろい。 筋トレ初めて1年後の生存率は3.7% !!!

意外なのは指数関数的に減っているところ。 半年継続できた人の生存率はもっと高いかと思ってた。 多少はマシなくらいで、半年継続してもじゃんじゃか脱落する。

結局のところ、短期的には困らないが長期的には利益になるような退屈な作業を、”自分の意志”だけで続けることはまず無理、ということがよくよくわかる。

私も社会人になってから何度も英語学習で挫折したのだけど、短期的に退屈な作業を自分の意志だけに頼っていたので、もう最初から負けは確定していたのだな。

ではどうしたらいいのか? 数学ガールで有名な結城先生が相変わらずいいこと書いてくれている。

学びを支える要素(学ぶときの心がけ) https://mm.hyuki.net/n/n57686f374b39

  • 時間を掛ける
  • 成功を体験する
  • 孤独を避ける

学校や会社では基本この3つは満たされやすい。 時間は強制的に掛けられるし、結果に対する評価も定期的にしてくれるし、集団の圧力があり孤独でない。

社会人などになって集団に属していない人にとってはこの3つの要素を確保できる環境を作ることこそが大事で、意志なんかに頼っても無駄である。

あと、phaさんの知の整理術という本では、勉強をする際に次の3つが大事だと書いてる。

  • 「習慣の力」でやる
  • 「ゲーム感覚」でやる
  • 「楽しいことだけ」やる

こちらはphaさんらしく、いかにストレスをなくして続けるか、ということに重点がおかれている。

たくさん失敗して自分にとって大切だなと思うのは、性急にわかりやすい結果だけを求めず、作業自体を楽しくできるようにすること。

筋トレだったら見た目であったり、ブログだったら閲覧数だったりがわかりやすい結果である。 わかりやすい結果はわかりやすいから注目しやすいのだけど、必ずしも作業量とリアルタイムに相関するわけではない。なので結果がでないとやる気がなくなって、作業量も減っていき、ますます結果がでなくなるみたいなことにもなりがちだ。

次に自分が大切だと思うのは結城先生の孤独を避ける、ということだ。これは喜びを分かち合えたり、わからないことを聞けたりということもあるし、同調圧力みたいなものもある。

ついついここは自分は軽視してしまって、そんなのなくても一人でできるわ!みたいに思ってたけど全然できなかった。やっぱり集団の力は偉大である。

如何に楽しくやるか、如何に他人と絡むか、を重視して筋トレやら勉強はやっていこうと思う。